GIGAZINEの熱意に切り込み隊長を擁立したい

熱血一筋なGIGAZINEに共感しつつこのジレンマ感は何だろうと思い出張までの中途半端な時間をブログに捧ぐ。

【求人募集】GIGAZINEのために働いてくれる記者・編集を募集します→終了しました - GIGAZINE

つまり、GIGAZINEで働きたかったわけではなく、どこでも金さえもらえれば良かった、そういう人材を私は雇ってしまったのです。これが大きな間違いでした。

どこかで聞いたような。

熱血過ぎてまぶしいぐらいなのですが、各方面(主にはてぶ)での「ブラック」「何言ってんの」という反応もまた仕方がないなという気がします。組織ってのは多かれ少なかれそういうものだからです。

でこういう真面目な話題に適切なコメントをできる人は限られていて、しかもそれを堂々とオンラインで公開できる切り込み隊長に脱帽するわけです。

GIGAZINEの「人間宣言」に対する共感と懸念: やまもといちろうBLOG(ブログ)

この編集長の言う「志」ってのが明文化されてないということを除いて死ぬほど正直なマネージャーなんだろうと思った。

彼らが経営や組織論の理想と現実の乖離に身悶えしているログを見て、少なくとも私は共感した。社員って、経営者の思い通りには働いてくれないし、幹部ってものは仕事がうまくいくとだいたい裏切っていくんだよね。

誰が見ているかわからないパブリックな場所でGIGAZINE的意見に賛同するとどういうことになるかそのリスクを取ってまで得られるものがある(またはそいういった失うものがない)のは、切り込み隊長のような一部のブロガーだけでしょう。

悲しいのは、隊長のような意見こそが全体にとって重要なのですが、民主主義は数の多いはてぶに傾くということです。それによってGIGAZINEがどうなっていくのかはわかりません。もしかしたら杞憂で、オフラインで様々な「わかっている人」が意見しているのかもしれません。

奥歯にものの挟まったような言い方ですが、個人的には

ドラッカー読め

ぐらいしかアドバイスはありません。

そいでは。