右脳の話に戻りますが

宇多田ヒカルを聞いています。特に「ぼくはくま」がお気に入りです。歌詞がやう゛ぁいです。

ぼくはくま くま くま くま
車じゃないよ くま くま くま
歩けないけど踊れるよ
しゃべれないけど歌えるよ
ぼくはくま くま くま くま

ぼくはくま くま くま くま
けんかはやだよ くま くま くま
ライバルは海老フライだよ
ゼンセはきっとチョコレート
ぼくはくま くま くま くま

刺激的すぎます。歩けないけど踊れるし、しゃべれないけど歌える、ライバルは海老フライで前世はおそらくチョコレートです。鳥肌穣に演説してもらいたいぐらいです。
もう一曲、「Beautiful World」より

新聞なんかいらない
肝心なことが載ってない

普通にいいなあ、と。特に日経新聞を片手に持って聞いていたので今すぐ捨てようかと本気で思ってしまいましたが、これに続いて

最近調子どうだい?
元気にしてるなら
別にいいけど

「別にいい」のかよ!すげーやっつけだな。

というツッコミどころ満載なおもしろ歌詞がハイクォリティなBGMにのせて歌われているわけです。聞くしかないです。というか宇多田ヒカル見直した。

田植えした

でその週末にはなぜか全身タイツで田植えをするという。土曜日午前1時六本木ドンキ集合で5色のカラフルな全身タイツを買い漁りその朝7時に新宿発、見知らぬ男女24名の半ば「あいのり」なツアーで一路長野は上田市へ。着くなり全身タイツに着替え「タウエンジャー」としてビーチフラッグならぬ泥フラッグをしたりして和む。その後まじめに田植えをして、昼飯食って風呂入って夕飯食って風呂入って寝る。
なんかかなり不真面目な、泥遊びがしたかっただけじゃないのかと言われそうですが一応名目は田植えです。というか自分は確かに不真面目でしたが(そのおかげで主催者には多大な迷惑をかけたようなw)、ツアー自体のコンセプトはぜひここでも紹介したい。その名も「セガレ」という、農家のセガレが都会に出てきたはいいけど実家(というか農業全体)も大事にしたいぜ!という問題意識ばりばりのユニットでして、バス中での日本の食料自給率についてのトークや、夕飯時にも地元の方々とのディスカッション(というか飲み談義)があって、教科書的知識すらない自分にとっては様々なことを考えさせるよいきっかけになったと思います。例えばそのうちの一つですが、「米の自由化をすれば日本の農家はどうなるか」という問いに対して「間違いなくエタノール作りにはげまないといけない」という即答。その心は、消費者の心理は既にかなり二極化されていて、高級食材に手を出す人は日本米しか食わないだけどそれ以外の人は輸入米で十分満足するはずで、そうなると生産コストの高い日本の下〜中、中の上ぐらいの米はまったく売れなくなるに違いないと。説得力ありすぎです。まあこれが飲みまくってお互い真っ赤な顔しながらの談義なのですが。
ていうかアスパラ美味すぎ。子供のころアスパラが嫌いですいませんでした。これからはアスパラを心の中心に置いて生きていきたいと思います。子供ができたらアスパラばっかり食わせようと思います。そして農業とは壮大なる装置産業であることも驚き。アスパラの長さを揃えるようにカットして重さごとに4グループぐらいに振り分けるだけの機械があるんです。それってキュウリとか茄子には使えないわけ??アスパラのためだけの機械って。。。

人と会ったり

その大阪の友人と会った週は、なぜかいろいろな人と会う機会が目白押し。ラグビー仲間とスパゲッティを3皿食べてその帰りのドライブで「結婚したらあとは子供つくって家買って、息子とキャッチボールしてるうちに俺らもおっさんだべ」みたいな会話で少しアンニュイな気分になった。
水曜日にはニコニコな偉い人とその彼女さんと夕食を共にし、ネット界隈の話題でふんだんに盛り上がり、アナタは幸せ顔?顔相(人相)性格診断なるものを教えて貰う。エロ目ジェネレータと同様にOpenCVを使っているそうだが、こちらはもっと真面目にトレーニングデータを作ったり顔診断のアルゴリズムを開発したりしているそう。さすがプロモーションのプロだけあってサイトの出来映えも比べものになりませんな。あっぱれ。
木曜日はロンドンのアート系大学院に通っていた高校の友達が久しぶりに帰ってきたので飲んだ。写真ばっかりやってるのかと思ったらわりとアート寄りなこともやってるみたいで、っつーかそれは本人の好みかもしれないが、プログラムばっかり書いている最近の左脳主義的なオレの感性をぶち抜いてくれた。右脳も使わなきゃだめだねほんとに。というか最近宇多田ヒカルとか改めて聞いているのですが、スゴい人というのはとにかくぶっ飛んでるわけです。思考パターンが読めない。ただ自分に素直だということだけは確かで、それは自分でも意識していこうと実感した次第であります。まあ右脳VS左脳なところがあっても例えばアーティストやベンチャーに対する投資家の意識など、異業界の共通点もたくさんあっておもしろかった。

あ、彼のホームページはこちら

エロ目ジェネレータのその後

年明けに公開したエロ目ジェネレータですが、連休直前にYahoo!ニュースからリンクを張られ、大変なことになっていました。どのように大変だったかというと、こんなかんじ。

注)このAnalyticsの画像はこの日記のものなので、必ずしも本体のアクセスとは連動していません。

Yahoo!のポリシーかなんだかは知りませんが、パーマリンクみたいなものはないみたいで、今はその紹介記事は存在しません。
流れとしては、ザイーガで紹介2chあたりでモロ画像へのリンク→Yahoo!みたいな感じです。結局のところ、アダルトな画像の力は絶大です。
500円のさくらのサーバではさすがに耐えられなかったようで、すぐさまサーバが音を上げました。サーバの負荷というよりも、これはMaxClientsみたいのがユーザごとに割り振られているのでその上限に達したというところみたいです。まあ500円では仕方がないか、ということでそのまま放置してもよかったのですが、専用サーバも含めグレードアップを検討。その結果、今はAmazon EC2に落ち着いています。

EC2を選んだ理由として、

  • 即日から使える
  • 専用サーバなのでモジュールが自由に追加できる
  • 専用サーバなので負荷の上限を自分で決められる

というあたりでした。一般なレンタル系専用サーバでは、サービス開始まで1週間ぐらいかかるみたいです。ただ、見落としていたポイントがあって、

  • EC2からの転送料は従量課金制

なのでした。というか気づいてはいましたが、重大な問題だと思っていませんでした。ところがエロ目ジェネレータはランダムで表示される小画像の一覧をサムネイル化(リサイズ)していなかったため、これが結構応えてしまって、一時はサーバインスタンスの課金を上回るペースで僕個人の財布を直撃していたのでした。つまり、画像をたくさん転送するのでお金がかかりまくる、ということですね。
そんなこんなでロジックを修正したりしているうちにあっという間に連休は過ぎ去り。その週末には大阪の朝のテレビでちょろっと放送されたそうな。もちろんテレビがない関東の一家庭の我が家では見ることはできなかったわけですが、その翌週に大阪在住の大学の友人とたまたま会う機会があり、そんな話をしていたところ、「あ、オレそれ見たわ」という反応。あー、それそれ、オレが作った奴。んなわけで意外なところで見られているわけでした。その週はMixiあたりでも反応があって、去年流行った「脳内メーカ」と比較されたりしているのにびっくりしたり、あからさまな公序良俗に違反する画像を削除したりして遊んでいました。まさか脳内メーカと比較されるとは思いませんでしたが、テレビ等のメディアの文脈からいくとそういうことになるのでしょう。なんというか、そうなってくるともはや作り手の元を離れてエロ目ジェネレータが独り歩きしているような感覚があります。テレビに出たのはオレじゃなくてエロ目ジェネレータですからね。
ただ、こうして世に出してみると、「晒す」ことの大事さはよくわかります。これだけ反応があるとは思っていなかったものの、こうして晒すことで多くの人に見てもらえることは、純粋に作り手として嬉しいものがあります。別業界の友人からは、「特許でもとっとけ」と冗談交じりに言われますが、エロ目ジェネレータ自体は大した技術があるわけではありません。すごいのはOpenCVなので。しかしこういうわかりやすい形で「最近の技術はここまでできるようになっている」ということを一般に伝えることは大事だという気がしました。デジカメなんかでも顔パーツ検出が流行っているようなので、技術に疎い人でもなんとなくわかっているのかもしれませんが、こうしてシンプルなネタのかたちでただの凡人でもこのぐらいのものが作れるということを伝えられたのではないかと推察している次第であります。

あ、とはいえエロ目ジェネレータは完全に赤字です。僕のポケットマネーによって成り立っています。そろそろメンテナンスもめんどくなってきました。どなたか買い取って頂ける方がいれば、ソースコード付でお譲りします。メール頂ければ価格は応相談。そんな人いるのか。

因みにこれまでのメディア紹介は、雑誌×2、テレビ×2という感じです。テレビのもう一つの方はまだ放送していないみたいですが。ご丁寧に許諾依頼のメールくださるのですが、基本的にインターネットなのでご自由に紹介してください。まあお知らせを頂けるとこっちも気づけるので嬉しいのですが。

最近のお気に入りエロ目たち。思っても見なかった種類の画像をアップする人もいて、なかなかおもしろいです。

勝手にトラブルシューティング

技術系ネタはumitanuki::quartetに書くことにしてるけど、たまにはこっちに書いてみよう。

親子丼セット食べたら眠くなってきたので仕事放棄でネットみてたら、

一晩で覚えるjQueryの逆引き基礎サンプル7つ*ホームページを作る人のネタ帳

追記:ほんとすいませんローカルで動作確認したところ動くのですが、オンラインではfirefoxしか動作確認せずに公開。
IE7では上の4つが動きません。
いくつか確認したのですが、どうしてもIE7JavaScriptエラー。ダメすぎる自分・・・。

追記2:まいりました。他のサイトの記述を見てもミスが見つかりません。言語問題でしょうか・・・アクティブXでしょうか・・・。なぜか動きません。どなたか万が一わかる方がいらっしゃいましたら教えていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

というので、練習問題としてやってみた。

IE7で実行すると、確かに動かない。手元ではScript Editorが入っているので

システムエラー -1072896658

というダイアログが出るのみ。

最初は、jqueryが原因かな?と思い、ソースを読む。
エラーの箇所は、ここ

// jquery-1.2.3 line#2451
self.each( callback, [res.responseText, status, res] );

問題のスクリプトはminifiedされているので、

setTimeout(function(){self.each(callback,[res.responseText,status,res]);},13);

こんな感じになっているけど、setTimeoutっているんかな?と思い、削除。が、関係なし。これはおそらく、jqueryのバージョンの違いですね。問題のスクリプトは、1.2.1だから。

自分のサーバにコピーすると、動く。コメントにも

ダウンロードしたものを試しに自分サーバーにアップしたら正常に見れましたよ。
サーバーの言語の違いかな?

なんてあるので、サーバサイドだろうとアタリをつける。

use strict;

use LWP::UserAgent;

my $ua = LWP::UserAgent->new;
my $req = HTTP::Request->new(GET => 'http://e0166.com/jq/sample01/load.html');
my $res = $ua->request($req);

open(OUT, ">out.html") or die;
print OUT $res->as_string;
close(OUT);

とかなんとか、適当なperlを書いてヘッダを確認。

HTTP/1.1 200 OK
Connection: close
Date: Fri, 18 Apr 2008 05:50:11 GMT
Accept-Ranges: bytes
ETag: "38a3fe-40-606c1340"
Server: Apache
Content-Length: 64
Content-Type: text/html; charset=none
Last-Modified: Thu, 17 Apr 2008 15:35:01 GMT
Client-Date: Fri, 18 Apr 2008 05:50:13 GMT
Client-Peer: 202.215.7.107:80
Client-Response-Num: 1

<br>
load.htmlが呼び出されました。<br>
<br>
<br>
<br>

自分サーバの場合。

HTTP/1.1 200 OK
Connection: close
Date: Fri, 18 Apr 2008 05:51:53 GMT
Accept-Ranges: bytes
ETag: "6b1a9a-31-48082d87"
Server: Apache/1.3.39 (Unix)
Content-Length: 64
Content-Type: text/html
Last-Modified: Fri, 18 Apr 2008 05:11:35 GMT
Client-Date: Fri, 18 Apr 2008 05:51:53 GMT
Client-Peer: 219.94.129.227:80
Client-Response-Num: 1

<br>
load.htmlが呼び出されました。<br>
<br>
<br>
<br>

charset=noneって聞いたことないけど。

ためしにcharset=noneなCGIを書いてみる。

#!/usr/bin/perl --

print "Content-type: text/html; charset=none\n\n";
print <<_HTML;
<button>button</button>
_HTML

chmod 755 load.cgi

/* js/s_jq.js */
$(document).ready(function (){
// $("#load1").load("./load.html");
$("#load1").load("./load.cgi"); });

すると、見事再現。
というわけで犯人は、サーバの吐くHTTPヘッダのcharset=noneである、ということになりました。

うん、昼の眠気覚ましにはちょうどよい算数ドリルみたいなかんじ。

「charset=none xmlhttp」とかでググると、とか出てくる。結構既知なのねん。

このぐらいの難易度のトラブルシューティングドリルがあって、小学生の算数ドリルみたいにサクサク解いていくと力が付く、みたいな問題集があると、世の中幸せになれるのになあ。

久々にLatin / Salsaを


春ですね。

雨上がりの気持ちのいい皇居周りを、颯爽と流してゆく。トロピカルな音楽で。
・・・ポルシェじゃなくてチャリだけどね。

疲れた顔で地下鉄の駅から出てくるアリの大群がむしろ気持ちいい。


iPodのおかげで自転車が楽しくなりそうです。最近聞いているのは上の二つ。残念ながらどちらもAmazon.co.jpにはないみたいですが、2000年以降のラテン音楽というのでCharanga HabaneraとBamboleo以外はよく知らなかったので、iTunes Storeでいつくか試しています。

Yerba Buenaは名前のとおりかなりファンキー。登場は3〜4年前みたいですが、Island Lifeはキューバ音楽のよいところを今風にアレンジした感じ。個々の音の出し方、音の選び方がキューバそのものです。これを聞いて午前2時の内堀通りを走ると、マレコン通りを思い出します。
ちなみに上記URLから、かなりよい音源でストリーム再生できます。最近の音楽業界はこんなに進んでいるんですね。MySpaceの方にもすぐに聞ける音源が用意されていて、ネットプロモーションの重要性を感じさせます。

Grupo Candelaはアメリカ、それもWisconsin発のSalsa/Merengue。いかにもアメリカサルサという感じの、聞いていて落ち着くというか、部屋のなかでも楽しめそうな一枚です。

TREK(自転車)×iPod Touchの組み合わせで一つ気づいたのですが、大学のころ車にとても乗りたかったのは、ただ外で気持ちよく音楽が聴きたかっただけだということ。テクノロジーの進化が新たな気づきを与えてくれる気がします。